魚図鑑 穴子 anago

穴子の説明

穴子 analgo

  • 和名:穴子(アナゴ)
  • 分類:ウナギ目アナゴ科

◯ 主な産地(日本国内)
瀬戸内海(広島・兵庫)、東京湾、九州北部などが代表的産地。特に江戸前の寿司文化では、東京湾産の「江戸前穴子」が有名で、江戸前寿司を象徴するネタのひとつです。

◯ 旬の時期と生態

  • 旬:夏から初秋(6〜8月)
    脂がのる真夏が旬とされ、冬場は脂が落ちて淡泊な味わいとなります。
  • 生態:砂泥底に潜む夜行性の魚。海底の小動物を捕食しながら成長します。

◯ 味わいの特徴
穴子はウナギに比べて脂が軽やかで、柔らかく淡白な身質が特徴。火入れによって身がふんわりとほどけ、脂の甘みと独特の香ばしさが広がります。煮詰めたタレ(ツメ)や塩、柚子などの味付けによって表情を変える、寿司文化の中でも特に職人の腕が映えるネタです。

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